照明のお話-1

設計のヒント
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建築の設計では、照明も設計していきます。

照明の設計とは、僕ら建築士が考えるのは

照明の配置や、種類の選定です。

照明は家の顔です。

リノベーションなら、内装費用が大部分を占める

ため照明にお金を掛けられますが、新築は、なか

なか捻出することが出来ません。

私たちは全体予算を考え、その予算内で出来る限

りカッコよくなるように考えています。

お金をかける所、かけない所

まず、

お客様に私がアドバイスするのは、

一日を通して、どこに人が居ますか?

・一番人が長くいる場所はどこでしょうか?


です。

大体の方がリビングと答えるでしょう。

寝室は21時~6時の8時間居ますが、電気は付けているでしょうか?

子供室に関しては、受験勉強や試験勉強を、する以外は寝るだけです。

しかも勉強机に手元灯を置いたほうが、よく見えるので、大体の家庭はそうしていると思います。

照明の種類について 間接照明?蛍光灯?

間接照明が良い?


蛍光灯が良い?

蛍光灯のメリット

・蛍光灯は隅々まで照らしたい方むけです。

・オフィスなどは字を、はっきり見るために、大体が白い光の蛍光灯になっています。

現在はLED型が多く普及しております。

蛍光灯のデメリット

・蛍光灯は白い光で、明るすぎる為、目を疲れさせると言われています。

・白い光は青色光領域に偏っており、ブルーライトが出ると言われてたりします。

・また自然界にない量のブルーライトを浴びると人の脳は興奮して眠くならなくなってしまうのです。

目の話

まず、外国では間接照明が多いです。

なぜでしょうか?

目の色のお話です。
目の色は色素に関係していて、黒い瞳の色素量が多い為、光を通しづらいと言う特徴がある。

・黒目の人 眩しさに強い アジア系に多い
・ブルーや、グリーンの目の人は 眩しさに弱い

海外ドラマを見ていると、大体の人が葬式なのにサングラスをつけています。
皆、昼間の太陽が眩しすぎるのです。

なので外国は間接照明が多いのです。

外国が間接照明な他の理由は、家はリラックスする場所と言う事です。

間接照明のメリット

・白い興奮を仰ぐ色の光では無い為、リラックスできる空間に出来る。

光が均一に広がる事で、柔らかい印象になります。

・光のグラデーション効果で奥行感や、視線を集めたい場所を強調できます。

間接照明のデメリット

・間接照明は取り付ける場所によっては電球交換がしにくかったりします。

・勉強や作業をするときは光量が足りず不向きです。

・照明を見えないように隠したりする為、照明器具以外で施工費がかかります。

まとめ

照明計画は、お部屋の印象を左右する要素の一つ

です。

内装や、外装、キッチンなどの設備にこだわっ

ても、照明計画一つで印象を台無しにする可能

性がありますので、光の広がり方、器具の特性

などを充分に検討したほうが、おしゃれになり

ます。

照明計画は予算も含め、使用用途に対して適し

た照明配置を検討したほうが良いです。

作業や勉強をする場所は、人に見せる所では無いので、蛍光灯。

リビングやダイニングは人が集う場所や、リラックスをする場所なので間接照明をおすすめします。

私たちが大切にしていること 家族の未来を見据えた理想の住まいを

私たちの設計事務所では、デザインだけでなく、家族の生活を中心に考えた家づくりを心がけています。

  1. 無駄のない選択: お客様のご要望をしっかりとお聞きし、本当に必要なものだけを取り入れたシンプルで機能的な設計を行います。
  2. 生活スタイルに合わせたデザイン: 家族それぞれの生活スタイルを尊重し、その声を反映させたデザインを提供します。
  3. 子どもと親の視点を考慮: 子どもたちや親の実年齢を考え、安全で使いやすい空間を設計します。
  4. 趣味を引き立たせる: 家族の趣味やライフスタイルを引き立たせるデザインを提案し、個性豊かな住まいを実現します。
  5. 将来性と可変性: 将来のライフステージに合わせて柔軟に対応できる設計を心がけ、長く安心して住める家を提供します。
  6. 耐震性と省エネ性: 高い耐震性と省エネ性を兼ね備えた、安全で環境に優しい住まいを提供します。
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  8. 私は2歳と4歳の娘を育てる父親でもあります:現在の子育て世帯のニーズや悩みを毎日実践中です。現在の悩みを聞きながら家族全員が笑顔で過ごせる家づくりを提案します。

お客様の理想の住まいを共に創り上げましょう。お気軽にご相談ください。

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