沖縄県の家づくりで大事な事 10選

設計のヒント
この記事は約2分で読めます。

沖縄は台風が多く、耐久性や防災対策が重要です。以下に、沖縄特有の事情を考慮したケチって後悔するものをまとめました。

構造体

沖縄では鉄筋コンクリート構造が一般的ですが、これだけが優れているわけではありません。重要なのは、適切な構造計算を行い、建物の耐久性や安全性を確保することです。構造計算を怠ると、建物の安全性に大きなリスクが生じます。鉄筋コンクリートの1階建てや、木造2階建てまでは構造計算は義務ではないですので注意が必要です。(2025年より法改正があり、木造は構造計算義務化になります。)

窓ガラスとサッシ

強化ガラスを使うことも重要ですが、窓の面積を小さくする事も効果的です。これにより構造が強化され、省エネ効果も高まります。大きな窓は強風に弱く、エネルギー効率も悪くなりがちです。

外壁材


耐久性が高く、潮風に強い外壁材が求められます。劣化しやすい材料を選ぶと、頻繁なメンテナンスが必要になります。

屋根材と防水工事

台風による雨漏り対策として、耐風性の高い屋根材としっかりした防水工事が重要です。これをケチると、雨漏りや構造体の腐食につながります。

基礎工事

強固な地盤と耐久性のある基礎工事は、建物の安定性を保つために必須です。基礎をケチると、沈下や傾きのリスクがあります。

断熱材

沖縄の暑い気候に対応するため、高性能な断熱材が必要です。断熱材をケチると、室内温度の管理が難しくなり、冷房費用が増加します。

台風対策設備

台風時に窓やドアを保護するため、強化された窓枠や防水対策が必要です。シャッターは省いても、窓自体の強度を高めることが重要です。

換気設備

沖縄の湿度対策として、効果的な換気設備が重要です。特に壁付の除湿機を設置することで、カビや結露の問題を防ぐことができます。

無垢材のフローリング

見た目や質感、耐久性の面で優れており、長期的に見て価値があります。無垢材はケアが必要ですが、その分美しさが長持ちします。

外構工事

台風対策として、耐久性のあるフェンスやしっかりとした排水設備が求められます。これを省くと、庭が荒れたり水害のリスクが高まります。

まとめ

これらの要素をケチると、長期的には多くのメンテナンス費用やリスクが発生し、住まいの安全性や快適性が大きく損なわれます。沖縄特有の気候や環境に適した設計を心がけることが重要です。

スケルトンがお客様に提案する設計

私たちの設計事務所では、デザインだけでなく、家族の生活を中心に考えた家づくりを心がけています。

  1. 無駄のない選択: お客様のご要望をしっかりとお聞きし、本当に必要なものだけを取り入れたシンプルで機能的な設計を行います。
  2. 生活スタイルに合わせたデザイン: 家族それぞれの生活スタイルを尊重し、その声を反映させたデザインを提供します。
  3. 子どもと親の視点を考慮: 子どもたちや親の実年齢を考え、安全で使いやすい空間を設計します。
  4. 趣味を引き立たせる: 家族の趣味やライフスタイルを引き立たせるデザインを提案し、個性豊かな住まいを実現します。
  5. 将来性と可変性: 将来のライフステージに合わせて柔軟に対応できる設計を心がけ、長く安心して住める家を提供します。(スケルトン・インフィル)
  6. 耐震性と省エネ性: 高い耐震性と省エネ性を兼ね備えた、安全で環境に優しい住まいを提供します。
  7. 二世帯住宅の専門知識: 私のほうも二世帯住宅に住んでおります。二世帯ならではの奥様の悩み、解決策など、親世帯・子世帯それぞれが快適に暮らせる環境を提案いたします。
  8. 私は2歳と4歳の娘を育てる父親でもあります:現在の子育て世帯のニーズや悩みを毎日実践中です。現在の悩みを聞きながら家族全員が笑顔で過ごせる家づくりを提案します。

お客様の理想の住まいを共に創り上げます。お気軽にご相談ください。

↓建築設計事務所スケルトン の お仕事

お家造る時は何から考えたら良いのだろう?誰に相談したらいいの?
予算はどのくらいかかるのだろう?
その質問にお答えします。お気軽にお問合せください。
建築設計事務所 スケルトン
電話番号/FAX 050-8881-8005
メール sukeruton.sekkei@gmail.com